オミクロンと経口治療薬と二葉
相続はお休み
2021年11月26日、南アフリカなどで見つかった新型コロナ変異株について、WHOは、「懸念される変異株」に指定し、オミクロン株と名付けました。日本も26日、南アフリカなど6カ国について新たに「水際対策指定国・地域」に指定し、入国後10日間の「停留」措置など、水際対策を強化しました。
ところで、ギリシャ文字のオミクロンは15番目(O)にあたりますが、順番が話題です。WHO関係者によると、有名なデルタ以降も12番目のミューまでの変異株は確認されていますが、13番目ニューと14番目クサイは意図的に避けられました。ニューは「new」という言葉と混同するため、クサイ(XI)は「ある地域に汚名を着せないようにする」ためだそうです。中国の偉い人(習)と同じスペルになるからだそうです。面白いですね。
新型コロナの経口治療薬について都が治験協力を開始したことが27日、分かりました。都内の宿泊療養施設で希望者に対し、抗寄生虫薬「イベルメクチン」などの投与を始めました。家畜用に販売されているイベルメクチンは人の寄生虫駆除にも広く処方され、熱帯地方の風土病を撲滅したほか、アメリカではアタマジラミと疥癬の治療薬として威力を発揮しています。イベルメクチンは抗ウイルス薬ではありませんが、パンデミックの初期に感染細胞を使った実験で新型コロナの複製を抑える効果が認められ、人間の患者に投与した初期の試験でも強力な効果があったと報告され期待されています。経口の飲み薬は家庭でも飲めるわけで、期待大です。
23日「NHK新人落語大賞」が放送され、「天狗さし」を演じた桂二葉(によう)が大賞に選ばれました。1972年以来女性が大賞を受けるのは初めてです。予選には107人が参加、6人が本戦にでました。「天狗さし」は、天狗のすき焼きやで一もうけしようと考える男が天狗を刺しに鞍馬山に出かける滑稽噺です。米朝のネタです。この番組に出る人は毎年バラツキがあり、いつもは大賞にふさわしくないのになあと思ってみてましたが、今回は二葉の話に引き込まれました。結果は審査員が全員満点です。落語は小三治の追悼番組をみていると噺家のもつ魅力がかなりの要素をしめると思いましたが、この人が演じるアホは生き生きとしていて二葉はこれから応援したくなりました。
「みんな政治でバカになる」綿野恵太(著)が紹介されていました。ほとんどの人が政治について無知=バカであり、その理由は政治に興味を持てないからだ。政治に興味を持てないのは、自らの意思が政治に反映されない無力感のためであり、その無力感を生んでいるのは現在の政治制度にほかならない。「人間本性」によるバカ(認知バイアス)と「環境」によるバカ(政治的無知)とがかけ合わさった「バカの二乗」であり、これがフェイクニュースや陰謀論が後を絶たない理由である。というのがあらすじです。おっしゃるとおりですねえ。「重要なのは、バカとシニカルのあいだなのだ。」そうです。衆愚政治の現代的な評論としては面白い気づきだと思います。「だからどうすればいいの?」というのがもっと具体的にあったらいいとも思いました。野球界の常識を覆す大谷のような、魅力があって清潔な天才政治家が生まれると、関心も高まるし相乗効果があっていいですね。
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新型コロナ変異株は、オミクロン株と名付けられ、日本も水際対策を強化しました。ニューとクサイが避けられた理由が面白いですね。イベルメクチンは経口の飲み薬として期待大です。「NHK新人落語大賞」桂二葉が演じるアホは生き生きとしていました。相続はお休みです。
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いずれにしましても、不安な状況が続くなかで準備が欠かせないようです。
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