国際刑事裁判所と初セミナーと佐々木朗希
2022年4月3日、ウクライナは、ブチャを含むキーウ近郊で民間人410人の遺体を発見したと発表しました。ゼレンスキー大統領は、「ジェノサイド」と批判し、ロシアによる戦争犯罪の証拠を集めるよう国際刑事裁判所ICCに要請しました。国連事務総長も、独立した委員会の調査が不可欠であると述べました。
国際刑事裁判所(ICC)はローマ規程に基づき、オランダのハーグに設置された国際裁判所で、国際的な重大な犯罪について責任ある「個人」を訴追・処罰します。国際司法裁判所(ICJ)と混同してましたが、ICJが、「国家間の法的紛争」が対象であるのに対し、ICCは、あくまで「個人」の戦争犯罪などに関する刑事責任を明らかにして処罰を科す全く別の裁判所でした。
ICJは3月16日、ロシアに対し、ウクライナでの軍事行動を即時停止するよう命じる仮保全措置を出しましたが、ロシアは全く従うつもりはないようです。
また、国連総会は、ロシアの国連人権理事会における理事国の資格を停止する決議を賛成多数で採択しました。ロシアは人権理で投票などを行う権利を失いました。ロシアの侵略と蛮行を非難する国際社会の意思を示したことはとても有意義ですね。次は中国でしょうか。一方で国連安全保障理事会は拒否権を持つ常任理事国のロシアの反対により、非難決議すら出せていません。ロシアを常任理事国から排除する方策はないものでしょうか。
こういう裁判所や国連の機関が公平な裁判や命令、決議をしてくれることはとても有意義なことですね。今の時代は、証拠が残りやすいですから、世界中の目が処罰してくれているとは思いますが、実効力のある手段が期待されます。もっとも、ICCは独自の警察機関を持たず、容疑者逮捕は各国に頼ることになります。ICC非締約国で管轄権を受け入れていないロシアが逮捕や引き渡しを行うとは考えづらいですが、戦争犯罪人が海外旅行をするのはムリになりますね。
それにしても、虐殺が事実だとすると、ロシア人そのものに対して世界が懐疑的になりますね。どんな教育を受けるとそんなことができる人間が育つのでしょうか?
4月8日、大堀さんの福八経営デザイン主催の、経営者向けセミナーに参加しました。「思いを言葉に」というテーマで、大堀さんと私と福永さんが講師になりました。参加者は3名でしたが、それぞれ有意義なワークショップを体験していただけたと思います。子供時代から今までの自分の思いを言葉にする体験です。自分の子供時代のことを相手に話すことは、まるで子供時代からの知り合いのように感じる効果があります。そこから、起業にいたった思いを聞かせていただき、経営理念作りに結び付けるのが理想の形ですが、今回はお互いを知る程度の効果までは実行できたと思います。次回は5月8日開催予定です。ご興味のある方はご連絡ください。
スポーツ界ではまた新しいスターが誕生しました。プロ野球・ロッテの佐々木朗希投手が10日のオリックス戦でプロ野球新記録となる13者連続とタイ記録の19奪三振を記録し、史上最年少で完全試合を達成しました。早くアメリカに亘って、大谷に続いて、実力を世界中に示してほしいですね。
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ウクライナは、キーウ近郊で民間人410人の遺体を発見し、ロシアによる戦争犯罪の証拠を集めるよう国際刑事裁判所ICCに要請しました。実効力のある裁判が期待されます。4月8日、経営者向けセミナーに参加しました。「思いを言葉に」というテーマで、参加された方にはそれぞれ有意義なワークショップを体験していただけたと思います。次回は5月8日開催予定です。ご興味のある方はご連絡ください。
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