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禁止のパラドックスとガクチカと性格診断

2023年3月19日、都内で549人が新型コロナに感染しました。前週の同じ曜日から57人減り、8日連続で1週間前を下回りました。13日から、マスク着用が個人の判断にゆだねられましたが、折しも花粉症まっただ中でもあり、皆さん慎重ですね。

放送大学の「錯覚の科学」を見ています。その中で紹介されていて面白かったのが、「禁止のパラドックス」です。簡単にいうと、人間は禁止されるとかえってやりたくなるというものです。認知的不協和理論というものがあります。簡単にいうと、人間は自分の行動に一貫性を求めるというものです。すっぱいブドウが有名ですね。手に入らないブドウはすっぱいからという理由で正当化するわけです。そこで、禁止のパラドックスです。子供にオモチャ遊びを禁止するときに、厳しい罰を与えるのと、甘い罰を与えるのとで、どちらが効果的かという問題です。答えは、甘い罰です。つまり、厳しい罰で禁止されたほうが自分がオモチャ遊びをしたいのはオモチャ遊びが楽しいからと考えてしまう、つまり遊びたい気持ちに同一性を求めて正当化するので、かえって遊びたくなってしまうのです。罰ではなく自分の内面の気持ちで遊ばないように仕向けるのが正解です。会社生活でも起きそうですね。あまり、社員に厳しくするよりは、自分で考えて自発的に行動するするように仕向けたほうがよさそうです。

日立は採用面接で「学生時代に力を入れたこと」いわゆる「ガクチカ」に関する質問をやめることを明らかにしました。今年の4年生は、コロナの影響で入学当初から活動が制限されてきました。このため「ガクチカ」質問の代わりに「入社後にどの職種で社会課題の解決に取り組みたいか」を発表する「プレゼン選考」を導入しました。背景に採用面接でNG質問が多いことがあげられます。その結果「ガクチカ」が就活で確固たる地位を占めています。しかし「ガクチカ」にも問題点があることが指摘されていました。「勉強はさておき、課外活動は何をしたか?」という質問です。課外活動こそが人格形成や成長を促すという前提であり、しかも「行動力」「チームワーク」「好奇心」などの条件も必要です。「ガクチカ」で学生が束縛されているともいえます。日立の判断は英断であり、右にならえが増えそうです。ただ、今度はプレゼンの勉強となると、就活生は大変ですが、過去より未来に焦点があてられる分は進歩ですね。

性格診断の定番であるMBTIをトライアルしました。MBTIはユングのタイプ論をもとにした、国際規格に基づいた性格検査です。性格が16のタイプに分類されています。
1.興味・関心 →内向的(I)・外交的(E)
2.物事の受け取り方→感覚的(S)・直感的(N)
3.判断→論理型(T)・感情型(F)
4.物事への姿勢→判断型(J)・知覚型(P)
一般社団法人日本MBTI協会の正確な性格診断ではなく、簡易診断ができるサイトで試してみました。
一回目の結果は管理者(ISTJ-A)でした。家庭、法律事務所や規制機関、軍隊など、伝統や規則、規範を重んじる組織が向いています。管理者といわれると、ちょっとやな感じですが、この年齢でこの職業だとまあいい感じの結果とも思いました。
二回目の別のサイトでは、質問数が少なかったのですが、社交性の鬼(ESFP)でした。芸能人向きです。外交的という判断は、誘われたら断らないという質疑の影響かなあと思いました。
三回目の別のサイトでは、知性の提案者(INTP)でした。哲学者や建築家、または空想好きの教師が多いそうです。知性とつくといい感じの結果です。
三回の多数決をとると、ISTP=巨匠型になります。冷静な理性と旺盛な好奇心ということで、あってるかなあと思います。技術者や整備工だそうです。
性格診断は、以上のようにサイトでは結果がバラツク印象ですが、あたっている点も多くとても参考になりました。みなさんもいかがですか?

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2023年3月19日、都内で549人が新型コロナに感染しました。花粉症もあり13日の緩和以降も慎重です。禁止のパラドックスは、注意するときは内面に訴える必要がありますね。ガクチカは廃止してよかったと思います。就活生の過去の課外活動より未来です。性格診断のMBTIは管理者など結果がバラツキました。いい結果になりませんが、自分を見直す参考になりました。

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