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ベトナム無罪と必勝しゃもじと栗山監督

2023年3月26日、都内で667人が新型コロナに感染しました。前週の同じ曜日から118人増え、1週間平均は693.0人で前週比105.4%でした。減少傾向が止まりました。13日からのマスク着用緩和の影響でしょうか?

ベトナム実習生が無罪となりました。3年前、熊本県で死産した双子の赤ちゃんを自宅に遺棄したとして、死体遺棄の罪に問われたベトナム人の元技能実習生の裁判で、最高裁判所は有罪とした1審と2審の判決を取り消し、逆転無罪を言い渡しました。「遺棄」は「習俗上の埋葬とは認められない形で死体などを放棄したり隠したりする行為」であるところ、「自宅で出産し、死亡後まもない遺体をタオルに包んで箱に入れ、棚に置いている。他者が遺体を発見するのが難しい状況を作り出したが、場所や遺体の包み方、置いていた方法などに照らすと、習俗上の埋葬と相いれない行為とは言えず、『遺棄』には当たらない」と判断し、逆転で無罪を言い渡しました。技能実習生が帰国や退職を迫られることをおそれて妊娠を打ち明けられず、孤立出産に追い込まれた背景があり、無罪を求める署名は9万5000筆余りとなりました。遺体をタオルで包んだうえで、2人の名前と生年月日、それに「天国で安らかに眠ってね」などと書いた手紙を添えて段ボール箱に入れて、その上から別の白い箱に入れて棚の上に置いていました。翌日、病院で死産したことを伝えるまでの時間はおよそ33時間でした。判決は妥当だと思います。一方でこの技能実習生の制度に問題があり、「人権侵害が生じやすい制度」というのも事実です。実習といいながら、人手不足解消の手段になっているのが矛盾ですから、もっといい制度にしてほしいですね。

必勝しゃもじが問題となっています。岸田首相はがゼレンスキー大統領に地元・広島産で必勝祈願のしゃもじを贈りました。ウクライナは好反応でしたが、立憲民主党の泉代表は「戦争中の緊迫した国家の元首に必勝しゃもじを贈るのは違和感がぬぐえない」と批判しました。蓮舫参院議員も「選挙と戦争の区別がつかないとしか思えない」と疑問を呈しました。一方でロシア側は、日本の報道を引用して「日露戦争時の兵士のお守り」と強調して、ロシアへの挑発と捉えたもようで不快感をもって伝えました。これだけ意見が正反対なのも面白いですね。宮島名産のしゃもじは、寛政年間、光明院修行僧の誓真が産業がなかった宮島のために、厳島弁財天のもつ琵琶と形が似たしゃもじを宮島参拝のみやげとして勧めたのが起源とされています。「敵を召し(飯)取る」という語呂合わせから、必勝祈願の験担ぎにも使われます。日清戦争や日露戦争では、戦地に赴く兵士たちが多くのしゃもじを奉納したと伝えられています。逆に日本の野党が調査不足にみえてきます。

WBCは大谷がトラウトを三振にうちとるという劇的な幕切れで、日本が優勝しました。優勝決定後もさまざまな報道が続きました。とくに、日本の若手の投手陣とダルビッッシュ、大谷の参加が大きな優勝の原因と考えられます。そこで、注目が集まるのが栗山監督です。選手時代にあまり活躍しなかった栗山監督は、よい指導者になるべく、いろいろな名将から師事をうけたようです。その例としてデレビ番組では、三原監督のノートが報じられていました。もちろん、活躍した選手が脚光を浴びていいのですが、このチームを作り上げた人たちが一番すごいとも思えます。若くて実力のあるメンバーを選び、メジャーで活躍する大選手の参加を促し、そのうえで予選からの選手起用でも成果をあげました。メキシコ戦であたっていなかった村上選手がバントを指示されるかと思いきや、思い切っていけという指示を聞いて顔つきがかわったそうです。各参加者の雰囲気づくりもよかったです。日本のスポーツ界は、かつての体育会の上下関係の伝統から脱却できたようです。科学データの活用はまだこれからかもしれませんが、いい指導体制ができてきました。サッカーの森保監督もにてますね。柔軟ななかにも信念があります。こういう指導者が理想の姿になって、全国のこどもたちの指導者に好影響を与えるといいですね。WBC侍ジャパンの栗山監督はじめチームを作り上げた人たちがMVPですね。栗山監督はのちに名将といわれるかもしれませんね。

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2023年3月26日、都内で667人が新型コロナに感染しました。減少傾向が止まりました。ベトナム実習生無罪はよかったですが、技能実習生の制度そのものを見直す必要がありますね。必勝しゃもじは日露戦争の故事が思い出されますが、正反対の反応が面白いです。WBC侍ジャパンは栗山監督はじめチームを作り上げた人たちがMVPですね。

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