所得増とビール問題
9月29日付新聞によると個人所得、3割の自治体がバブル超えだそうです。
総務省の個人住民税(所得割)の課税対象所得から一人あたり所得を算出して、直近の22年度と過去最高1992年度を比較したものです。全国平均は前年より10万円多い361万円と、92年度比較マイナス5%まで回復しました。上回ったのは8都県(山形、秋田、島根、東京、熊本、岩手、福島、宮崎)で東北や九州など地方圏の回復が先行し、バブル期に土地高騰などで所得が大幅に上がった大都市圏が遅れています。
伸び率トップの山形県は、8割の28市町村で上回りました。東北中央自動車道の開通、酒田港国際ターミナル整備などもあって、企業立地や農産物の高付加価値化が進みました。尾花沢市は15%上回りましたが、「尾花沢すいか」のブランド化に成功しました。
地方の活力を感じますね。
市町村別トップは、周防大島町の1771万円、4.1倍です。
こちらは、「瀬戸内のハワイ」と呼ばれ、複数の高額納税者が転入し、計27億4100万円の納税があったそうです。マツコ会議でもとりあげられました。
ほかには、北海道の安平町、枝幸町、猿払村、湧別町、雄武町、興部町、が伸び率トップテンにはいりました。猿払村は特産のホタテなど漁業関連の収入拡大がけん引しましたが、足元では中国の輸入規制の影響を受けているようです。
地方の魅力見直しもいいですね。
10月1日に、酒税改正が行われました。
今回は、ビール減税と新ジャンル(第3のビール)の増税です。ビールは350ミリリットル缶あたり6.65円の減税となる一方、新ジャンルは同約9円増税され、発泡酒と同額となります。これにより「新ジャンル」という分類は消滅しました。
キリンでは、本麒麟、キリンのどごし生
アサヒでは、クリアアサヒ、アサヒ・ザ・リッチ
サントリーでは、金麦
サッポロでは、GOLD STAR、麦とホップ
私が普段飲んでいるのは全部値上がりしたわけですね。
一方で、若者の間で「あえてお酒を飲まない」価値観が広がりつつあるそうです。ビール市場は2050年代に現在から半減し、ピークの10分の1に縮小する可能性があるという記事もあります。「ソバーキュリアス」という言葉があります。自分の身体や心の健康を考えて、あえてアルコールを飲まない、飲むとしても少しだけ楽しむライフスタイルのことで、数年前から欧米の若者を中心に広がっています。厚労省の統計で興味深いのは、40・50代の女性の飲酒習慣率が20代の男性を、やや上回っていることです。働く女性が増えてきた世代ですから男性と同じように会食の機会を持ち、アルコールを楽しむ女性が増えているということです。それでも女性の飲酒習慣率は、最も高い50歳代でも2割に満たない数値です。また、若い女性は低下傾向を示しており、あえて飲まないソバ―キュリアスの存在感は増しています。
一方で、低アルコール・ノンアルコール市場は右肩上がりに成長を続け、若者を中心に世界のトレンドとなりつつあります。モクテルは、バー文化が盛んなイギリス・ロンドン発祥のノンアルコールカクテルのことで「似せた」という意味の“mock”と“cocktail”を組み合わせた造語です。お酒が苦手な方やアルコールの摂取を控えている方でも楽しめるドリンクとして、世界中で人気が高まっています。ビール王国・ドイツでは今、ノンアルコール・ビールがブームとなり注目されています。ノンアルコールなのに、本当に「酔える」可能性も見えてきました。また、ノンアルコール・ビールに含まれるポリフェノールが免疫力の低下を防ぐ役割を果たすそうです。研究者たちは、こうしたノンアルコール・ビールの健康増進作用は、体に害があるアルコールを抜いたノンアルコール・ビールだからこそもたらされたと考えています。
酒の飲みかたも進化していますね。
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個人所得で3割の自治体がバブル超えだそうです。東北や九州など地方圏の回復が先行しています。物流整備などもあって、企業立地や農産物の高付加価値化が進みました。地方の活力を感じますね。トップの周防大島町は「瀬戸内のハワイ」と呼ばれ、複数の高額納税者が転入したそうです。地方の魅力見直しもいいですね。
10月1日に、酒税改正が行われましたが、若者のアルコール離れが進んでいて40・50代の女性の飲酒習慣率が20代の男性を上回っているそうです。ドイツでは、ノンアルビールが酔える上、健康にもいいとブームだそうです。酒の飲みかたも進化していますね。
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