秋田県の佐竹敬久知事は、23日秋田市での講演で、１０年前に松山市で開催された全国知事会で訪れた四国地方の料理について、『メインディッシュがいいステーキだと思って開けたら、じゃこ天です。貧乏くさい』『酒もうまくない』と発言しました。愛媛県によると、当時じゃこ天は提供されなかったということです。また、高知で“どろめ”と呼ばれるイワシの稚魚についても『うまくないやつ』と発言したそうです。佐竹知事は25日、記者会見で『四国の方はもとより、四国に関係のある方々、県民の皆さんに不快な思いをさせた』と陳謝しました。この方は角館出身でお殿様の末裔のようですが、過去に不祥事が多いですね。２０１７年の大雨のときに宮城県でゴルフをして戻りませんでした。2022年の大雨で被害を受けた農家に「比内地鶏は硬い。値段は3倍だが3倍うまいかは分からない。頑固にやっているとつぶれる」などと発言し、神経を逆なでしました。もうさっさとやめていただいたほうがいいレベルの老害とお見受けします。何が悪いかというと、「冗談のセンス」が古いのです。今のコンプライアンスレベルでは許されないのです。県知事の公職でそれがわからないのは、脳が古いと思います。
なお、松山のお店には秋田からじゃこ天の注文が急増したようです。もともと地域の名産品は「おいしい」でいいのではないでしょうか？秘密のケンミンSHOW」ではじゃこ天の炊き込みごはんが、「全国絶品ライス」の第２位にランクインしたことがあります。ケンミンショーで比較しても、貧乏くさいとはいわないですよね。これを機にじゃこ天のおいしさを見直しましょう。

10月23日公正取引委員会は、Google LLCらによる独占禁止法違反被疑行為について、審査を開始するとともに、第三者からの情報・意見を受け付けることとしました。アメリカでは、米グーグルがスマホなどでGoogle検索サービスを初期設定する契約に伴い、アップルなどに年間4兆円規模の対価を支払ったことが27日、明らかになっています。総務省の情報通信白書によると、スマホ検索サービスの世界シェアはグーグルが95％以上を占めていますが、国内ではグーグルが7割以上を確保し、ヤフーも2割程度を占めています。公取委は他社を排除する不公正な取引があれば独占禁止法の適用の余地があると判断しました。生成AIの発達で検索サービス自体の競争状況も変化することが予想されますので、放置できないと思っているようです。私もよくGoogle検索を使いますが、習慣になってしまいました。使う側は意識していませんが、寡占状態は悪さを生み出すおそれがあり要注意ですね。
２４日、アメリカの33州は、SNSの利用が子どもや若者の心の健康に悪影響を与えると知りながら、適切な対応を取らず、依存するような仕組みを放置したなどとして、IT大手、旧フェイスブックのメタを提訴しました。「『いいね』などの機能を通じて子どもや若者を長時間、SNSから離れられないように促した」としています。33州のほかにも、フロリダ州や首都ワシントンなど9つの州や地域も同じように提訴しています。メタには2021年、インスタグラムを利用した少女に摂食障害といった悪影響が表れているとの調査を隠蔽したと内部告発されました。これを受けて、党派を超えて各州の司法長官が連携し調査していました。９月にはアイルランドでは、「ＴｉｋＴｏｋ」に対し、子どもの利用者の個人情報を不正に取り扱ったとして、３億４５００万ユーロ（約５４０億円）の制裁金を科すと発表しています。８月にはメタは、世論誘導目的の情報工作に関与している中国系グループのＦＢアカウントを７７０４件削除したと明らかにしています。
ＳＮＳが子供に与える影響の監視は、日本でも必要なのかもしれませんね。