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カスハラ旅館業法改正とバドジズ

「カスタマーハラスメント(カスハラ)」が日本中に蔓延しているようです。顧客が企業に対して理不尽なクレーム・言動をすることをいいます。具体的には、事実無根の要求や法的な根拠のない要求、暴力的・侮辱的な方法による要求などがカスハラに当たります。企業は安全配慮義務に基づき、従業員をカスハラから守る責任がありますが、正当なクレームとカスハラの見極めが難しい場合もあるため、対応マニュアルの策定が必要となります。13~22年度に認定された精神疾患による労災のうち、顧客や取引先からのクレームや無理な注文が原因になった人は計89人いて、うち29人は自ら命を絶ちました。非常に深刻な問題となっています。
カスハラをする宿泊客を拒否できる改正旅館業法は年内に施行されることになっていますが、厚生労働省の検討会は宿泊拒否ができる具体例を「特定要求行為」としてまとめました。
・長時間または叱責しながら不当な要求を繰り返す行為
・土下座など社会的正当性を欠く方法での謝罪を求める行為。
・不当な割引や慰謝料、部屋のアップグレード、契約にない送迎など、過剰なサービスを求める行為
・自らマスクを着用しないことに他の宿泊客が苦情を言わないよう注意することを要求する行為
・泥酔し宿泊したいと繰り返し求める行為。
背景には、従来の旅館業法がありました。旅館業法第5条は、ホテルや旅館は「原則として宿泊拒否できない」と定めているからです。「戦後の混乱期に、宿泊を拒否されて行き倒れや野宿を防止する観点からできた」そうです。それがコロナ禍で、正当な理由がなくマスク着用の拒否や、感染対策に応じない客に対し、宿泊を断ることができるようにホテル・旅館業界が国に要望したことがきっかけとなりました。
今回の改正は『お客様は神様』から『お客様はお客様』という意識の変化が、法律にも反映されようとしていると評価されています。ほんとうにそう思います。

朝ドラ「ブギウギ」が絶好調です。主人公の福来スズコ(趣里)が東京デビューでジャズの新曲「ラッパと娘」に挑戦します。その歌詞にスキャットとして「バドジズデジドダ-」というのがあります。羽鳥(草彅)はスズコに歌わせ、出だしだけでも500回以上ダメダシをします。「ジャズだよ」というわけですが、スズコは見事に乗り越えデビューを果たします。歌い方も見事に変化します。大成功ですね。私も唄いたくなりました。笠置シズ子より趣里のほうがうまいのではと思っています。趣里は愛嬌があるし、踊りもうまく、歌もうまいので、これからの放送が楽しみです。

目次

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「カスタマーハラスメント」が非常に深刻な問題です。カスハラ客を拒否できる改正旅館業法の具体例がまとまりました。「土下座」「不当なアップグレード」を要求する行為などです。『お客様は神様』から『お客様はお客様』という変化が、反映されていると評価されています。ほんとうにそう思います。朝ドラ「ブギウギ」で福来スズコ(趣里)はジャズ「ラッパと娘」「バドジズデジドダ-」に挑戦します。スズコは見事に乗り越えデビューを果たします。趣里は愛嬌があるし、踊りもうまく、歌もうまいので、これからの放送が楽しみです。

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いずれにしましても、不安な状況が続くなかで準備が欠かせないようです。

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