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GDPと部活減と塩の行進

日本の2023年の名目国内総生産(GDP)がドイツに抜かれ、世界4位に転落する見通しだそうです。円安ドル高で目減りしたほか、ドイツの物価が日本を上回るペースで上昇したためです。日本が4位になれば1994年以降で初めてです。一方、去年の年末に2022年の1人あたりの名目国内総生産(GDP)は、経済協力開発機構(OECD)加盟38か国中21位となり、イタリアに抜かれ、先進7か国(G7)で最下位となっています。こちらのほうが深刻ですね。簡単にいうと労働生産性が悪いのが原因らしいです。非正規労働力に頼っていたつけが回ってきていますね。企業が賃金の安い他国と戦っている間に、賃金が相対的に安い国に落ちぶれたんでしょうか?ダイハツなどの不正問題の原因にもコストダウンの追求があると思います。価格ではなく品質で勝つという戦略に変えるべきでしょうね。

パリ五輪ではメダルラッシュが期待されているようですが、中学の部活が2048年にはピーク時の4割減になる見通しだそうです。オリンピックに暗雲という記事です。そうでしょうか?高校野球でも合同チームが出てきましたが、少子高齢化ですから、部活ができない時代になるのは当然かもしれません。でもオリンピックのメダルが減ったって何も困ることはない気もします。スポーツは頂点に立つ人がいますが、それは一部の人です。頂点をめざすのがスポーツのいいところですから、頂点に立つことは否定できません。しかし、頂点に立てなくてもスポーツは価値があります。バレーは昔は9人制でしたが、6人に定着しました。ラグビーでも15人制と7人制があります。少年サッカーも8人制があります。サッカーには街クラブもあります。いくらでも工夫をすればスポーツは続けられると思います。日本には個人でできる柔道や剣道があります。ただ、相撲は競技スポーツになってしまい、遊びで相撲をする子供が減っているのではないでしょうか?生涯スポーツ振興にも価値はあります。オリンピックのメダルがすべてでなはないし、大事なことはたくさんあると思います。

NHK映像の世紀「塩の行進 ガンジーの志を継ぐ者たち」を見ました。大英帝国によるインド支配に抵抗したガンジーが、非暴力の力を世界に示したのが「塩の行進」です。
当時のインドでは、塩はイギリスによる専売制であり、どんな貧しい人も、塩は植民地政府から買います。植民地支配の象徴として「塩」をとらえ、不当性を伝えるのが、ガンジーの目的でした。ガンジーは、村々に立ち寄り、塩の専売制のおかしさ、イギリスによる支配のいびつさを語ります。ほとんど「巡礼」のような姿で始め、わずか数十人だった一行は、増え続け、最終的には数千人になりました。その数千人が、海岸で海水から塩をつくる光景を見たイギリス政府は、ガンジーに歩み寄るのです。
その志は時空を超え受け継がれ、キング牧師は、人種差別と闘い、ワシントン大行進で公民権法成立への道を作りました。I HAVE A DREAMは有名な演説ですね。アキノ氏は、フィリピンの独裁政権との闘いの中で暗殺されました。スー・チー氏は、自宅軟禁されながら非暴力抵抗でミャンマー軍事政権と闘いました。非暴力で世界を変えようとした人々の闘いはガンジーから始まったのです。
暗殺される例が多いのはとても気の毒ですが、非暴力はとても価値のあるものであり、ガンジーの功績は偉大でした。ロシアやイスラエルを見るとちょっと不可能に思えてしまいますが、民主主義は非暴力で勝ち取ることが理想ですね。

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GDPは4位らしいですが、一人あたりの21位のほうが問題です。非正規に頼るコスト競争はやめて、労働生産性をあげましょう。中学の部活人数が大幅減の見通しですが、オリンピックがすべてではないし、工夫をすればスポーツは続けられると思います。高齢者スポーツの振興もいいですね。ガンジーの塩の行進は偉大な功績です。民主主義は非暴力で勝ち取ることが理想ですね。

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