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日産と適正飲酒とクッキー

公正取引委員会は7日、日産自動車に対し、部品製造の下請け企業36社への支払代金約30億2300万円を不当に減額したとして、下請法違反で再発防止を勧告しました。驚いたのは、減額の認定額が過去最高となるだけでなく、一方的に減額した額で振り込むという手口です。トヨタがグループを挙げて不正が発覚しているのも、下請けに対する価格転嫁が原因であると思われますが、「日産よ、おまえもか」ですね。監査役や監査法人は何をしていたのでしょうか?調べればすぐにわかる幼稚な手口ですから、外部取締役や監査役、監査法人の責任が重いですね。

厚生労働省は、適切な飲酒量の判断のため2月19日、「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」を公表しました。これを受けて、キリンビールは4月にも、適正飲酒を呼びかけるセミナーを常設することになりました。コロナ禍もあり、酒との付き合い方を学ばず社会人になる人が増えているのだそうです。度数の高い缶酎ハイへの風当たりも強まっており、ビール各社は対応を急いでいるようです。
ガイドラインによると、純アルコール量20gが目安です。これ以上だと大腸ガンや高血圧のリスクが高まるそうです。ビールは中瓶1本、日本酒は1合、ウイスキーはダブル1杯、ワインはグラス2杯弱、酎ハイは缶1本、焼酎はグラス2分の1杯です。
「酒は百薬の長」の真実性については、2018年、真っ向から否定する研究結果が『ランセット』という一流医学雑誌に発表されています。結論は、健康によいアルコール摂取量というものは存在せず、アルコールは摂取量にかかわらず有害である、というものでした。
まったく飲まない人にくらべ、1日1杯飲む人はがんや糖尿病などアルコールに関連する23もの健康問題のリスクがわずかに0.5%高くなります。しかし、1日2杯飲む人は7%、1日5杯飲む人は37%も上昇します。適正飲酒をこころがけましょう。

クッキーが話題です。「チコちゃんに叱られる」でクッキーとビスケットの違いを説明された「ふんふん」とうなずいたばかりです。日本では、ビスケットのなかで以下の条件に当てはまるものを、クッキーと呼んでもよいとされています。
・糖分と脂肪分が全体の40%以上を占めるもの
・見た目が「手作り風」であること
その折もおり、自民党安倍派の実力者「5人衆」の一人で、世耕弘成氏の政治団体が、キックバックで「贈答品」=高級クッキーを購入していたと報道されました。購入先で判明した老舗洋菓子店はSNS上で「1年先からしか予約が取れない」「一見さんお断りの超高級クッキー」などと取り上げられている人気店です。創業は1874(明治7)年、クッキー缶は、8000~3万4000円。「今注文を受けても、提供できるのは1年先」と話す商品です。地元支援者のブログでは、世耕氏と別れた後、「世耕さんからもらったクッキー缶を片手に」銀座のクラブに立ち寄ったところ大歓迎され「クッキー缶のおかげで今夜はヒーロー。世耕先生、ありがとう」と、世耕氏へ感謝しています。世耕氏は「会食の費用負担を申し出たところ、固持されたため、せめて一部の負担という思いで渡した」とした上で、「公職選挙法が禁じる寄付には当たらないと思っている」と主張しました。ブログでばれるところが今時ですね。とても怪しいです。やはり、まずは裏金を取り締まるのがいいと思います。

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日産の下請けいじめは「おまえもか」ですが、監査役、監査法人の見逃し責任は重いですね。適正飲酒については、「百薬の長」説が科学的に否定されてますので、気をつけたいです。クッキーはチコちゃんでも話題ですが、裏金で有権者に渡した高級クッキーは違法性があると思いますし、ブログでばれてますから、まずは裏金を取り締まるのがいいと思います。

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