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配転違法判決と744と1263

26日最高裁は、職種限定の労働者の、別の職種への配置転換が争われた上告審判決で、「職種や業務内容を限定する合意がある場合、使用者は労働者の同意なく配転を命じることはできない」とする判断を初めて示しました。原告は、滋賀県社協の施設で2001年に働き始め、職種を福祉用具の製作などを行う技術職に限定するとの合意がありましたが、2019年に事前の打診がないまま、施設管理を行う総務課への配転を命じられたものです。1審・2審の考え方は、技術者として職種を限定して就労させる暗黙の合意があったが、用具の製作・改造の仕事の需要が減少しており、センター側は男性の解雇を避けるために配置転換を命令したものであるから違法性はないと判断しました。今回の最高裁判決は、業務上の必要性などにかかわらず一律に違法になると判断し、例外を認めない姿勢を示したともいわれています。シニアの職種転換はあたりまえのように全国で行われていますが、今後は要注意になります。

24日、民間組織「人口戦略会議」は「消滅可能性」があると分析した744の自治体名を公表しました。全国の市区町村のうち4割超にあたりますが、東北地方と北海道は6割以上が「消滅可能性自治体」となっていて、私がこども時代を過ごした宮城県登米市、栗原市もはいっています。2020年から50年の30年間で、子どもを産む中心となる20~39歳の女性が半数以下に減少する自治体を「消滅可能性」があると定義して公表したものです。人気観光地である箱根町もはいっています。やはり、人口が減少しているようです。無駄に議員数の多い地方議会やセクハラ町長などをみていると、なくなってもいいとも思いますが、それはそれとして、警鐘ととらえ、本気で対策をしましょう。

約50万語を収録する英国・オックスフォード英語辞典に、新たに23の日本語がローマ字で追加されたと報道されました。onigiriは「千と千尋の神隠し」で主人公が食べ、tokusatsuは「ゴジラ」「ウルトラマン」が影響しました。アジア圏の言葉は1263語が収録されていて、約半分が日本語だそうです。まとまった日本語選定は今回が初ですが、東京外国語大学によると、当大学が協力しオックスフォードに新たに加わった23語は次のとおりです。
donburi(どんぶり)、hibachi(火鉢)、isekai(異世界)、kagome(籠目)、karaage(唐揚げ)、katsu(カツ)、katsu curry(カツカレー)、kintsugi(金継ぎ)、kirigami (切り紙)、mangaka(漫画家)、okonomiyaki(お好み焼き)、omotenashi(おもてなし)、onigiri(おにぎり)、santoku(三徳)、shibori(しぼり、纈)、takoyaki(たこ焼き)、tokusatsu(特撮)、tonkatsu(とんかつ)、tonkatsu sauce(とんかつソース)、tonkotsu(豚骨)、tonkotsu(昔の「煙草入れ」の「とんこつ」)、washi tape(和紙テープ)、yakiniku(焼肉)。
私の手元にあるオックスフォード英英辞典では、kabuki(かぶき)、kimono(きもの)、ninja(にんじゃ)、origami(おりがみ)、samurai(さむらい)、wasabi(わさび)などはすでにはいっています。日本文化を世界の人々に知ってもらううえではいいことですね。

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職種限定の社員を同意なしに違う職種に配転することは違法だと最高裁が判断しました。シニアの配転は多いので要注意ですね。人口戦略会議は消滅可能性がある744自治体を公表しました。ふるさとの宮城県登米市、栗原市もはいっています。議員数の多い議会やセクハラ町長などの問題もありますが、警鐘ととらえ、本気で対策をしましょう。オックスフォード英語辞典に、onigiri、tokusatsuなど新たに23の日本語が追加されました。アジアの言葉は1263語で半分が日本だそうです。日本文化を世界の人々に知ってもらううえではいいことですね。

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