沈黙と釣り銭渡しとツボ
遠藤周作原作「沈黙~サイレンス」の映画(アメリカ)をテレビで見ました。
17世紀、江戸初期。日本で行方不明の宣教師フェレイラを追い、弟子のロドリゴとガルペはマカオ唯一の日本人キチジローの手引きで長崎へ密航します。“隠れキリシタン”と呼ばれる日本人らと出会います。告白する隠れキリシタンの片桐ハイリも印象的でした。ロドリゴは日本語しかも方言はわからなくても聴いてあげるしかありませんでした。強い信仰心を感じますが、すでに本来のキリスト教から離れていたのかもしれません。死んだら天国パライソに行けると思っているから殉教もこわくありません。ロドリゴはその後キチジローの裏切りにより逮捕されます。銀300枚で売られたのです。踏み絵の様子や逆さ吊りなどの拷問も描かれます。
印象的なのは、弾圧する奉行(イッセイ尾形)の改宗させるための説得や、すでに「転んだ」宣教師フェレイラ(リーアム・ニーソン)や老僧(中村嘉津雄)の説得でした。最終的にロドリゴは殉教者を出さないために棄教しますが、やむをえなかったと思います。
ロドリゴの最後は岡田三右衛門という日本名を与えられ、密輸品(キリシタン)を取り締まる仕事をし、江戸で火葬されました。
モデルとなったのは実在のジュゼッペ・キアラ神父で文京区の「切支丹屋敷跡」に幽閉されました。キアラ神父の墓碑はサレジオ神学院にあり調布市の有形文化財です。
当時の日本がキリスト教を弾圧する中で隠れキリシタンとして信仰を守り殉教する人びとの様子も描かれ、宗教とは何かを考えさせられました。世界中の人にみてほしいですね。
釣り銭渡しのときに手を添える話を本で読んで意外でした。
「こうすれば組織は変えられる」で「変化を起こす」モデリングとして紹介されていました。マクドナルドで、左手で包むように釣り銭渡しを始めた彼女のレジに行列ができ、店全体の評判もよくなったということです。どうもアメリカ発祥らしいのが以外でした。現在では、コロナもありますし、ストーカー問題もあって、あまり過度なサービスのマニュアルにはなっていないと思いますが、いい発想ですね。誰かがいいことを始めると、効果がすぐに波及するということです。勉強になりました。
ツボが見直されています。NHKツボのトリセツを見ました。
ツボで体の部位の不調がわかるシステムは脳の勘違いによるそうです。たとえば腸に不調が生じると、不調を示す信号が腸から脳に神経を介して伝わります。信号は脊髄を通るのですが、脊髄には足のツボから脳に向かう神経も通っているため、脳は足ツボからの信号を腸からと勘違いしてしまうのです。また、ツボに効果があるのは血流改善らしいです。手のひらにある「合谷(ごうこく)」というツボは、頭痛や血圧などに効果があるとされています。合谷を押したときMRIを撮影すると、脳血流が増加し鎮痛物質が分泌されています。
疲労には「足三里」腰痛には「腎兪」「委中」肩こりに「合谷」だそうです。
リフトアップの「百会」「上星」「攅竹」「太陽」「巨髎」「顴髎」「頬車」などは覚えたいです。
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江戸時代の隠れキリシタンと改宗させられる神父を描いた遠藤周作原作の映画「沈黙」は宗教について考えさせられました。世界の人に見てほしいですね。釣り銭渡しで両手で包むように添えるのがマクドナルド発祥らしく驚きました。今は難しいですね。足三里、合谷などのツボは科学的に実証されているので、健康のため覚えたいと思っています。
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