2021年9月9～11日、日経新聞とテレ東京が行った緊急世論調査では、「ふさわしい人」は、河野さんが27%、石破さんが17%、岸田さんが14%で、高市さんは7%の5位でした。同じ党だけど少しずつ政策が違うようです。投票権のない私は見守るしかありませんが、菅さんよりはキャラが立ってる気もしますので、リーダーシップに少し期待しています。ただし、当選するために必要なのは多数を集める能力であり、首相としての能力ではない点に注意して、勘違いしてもらいたくないですね。

東京都は12日、新たな感染者は1067人と発表しました。前の週の同じ曜日を下回るのは21日連続です。少し緊急事態宣言の効果が出てるのでしょうか。神奈川県も同じ傾向とは思いますが、近所の保育園が休園というニュースをみると、親も大変なんだろうなとは思います。テレワークできてる家庭はいいでしょうけど・・。

最近「マンション管理会社に管理委託契約の更新を断られそう」という話が出てるそうです。
原因の一つが人出不足です。管理員業務はリタイアしたシニアの第二の働き口とされていましたが、人手不足に悩む多くの企業で雇用の延長策が取られ、シニアの求人も難しくなっているそうです。管理員はどうしても属人的になりがちで、そのノウハウのシステム化、データ化は難しいようです。清掃員も同様です。海外からの働き手を募る管理会社も多く、私も一度「よく働くよ」と紹介してもらったことがあります。人出不足に加えて工事費などのうまみがなくなってるマンションや、理事会で手間のかかるマンションは敬遠されるようです。私もマンション管理組合のコンサルをしていますが、なるべく管理会社の立場も理解してもらいつつ、改善していくのがいいと思っています。管理組合と管理会社が一緒にいいマンションを作るために、アドバイスするという気持ちです。

農林水産省の発表によると10月期の輸入小麦の価格は2021年度4月期と比べて19%値上げされます。値上げの理由は3つあります。①中国の旺盛な買付け、②日本向け小麦産地において高温乾燥により作柄が悪化、③コロナ禍でコンテナ船など船不足で海上運賃が大幅に上昇。家計への影響は、食パンは１斤当たり２円程度増、中華そば（外食）は１杯当たり１円程度増、小麦粉は１kg当たり14円程度増だそうです。
ほかにも食品類の値上げが続々と発表されています。雪印メグミルクは、バターやマーガリンなどの14品目について10月1日から値上げすると発表しました。サラダ油なども値上げされています。コーヒー各社も秋に20％の値上げを予定しています。
各社は、天候不順など値上げについての理由としていますが、諸外国が経済成長を続けており、継続的に物価が上がっていることが最大の原因のようです。コロナ後の経済成長への需要増もあるようです。経済成長はいいですが、給与があがらず、物価だけあがることのないように注視しましょう。日本企業全体ががんばってほしいです。