観光船事故が心配とパーパス経営
2022年4月23日、北海道知床の沖合で26人が乗った観光船が遭難した事故は、これまでに救助された10人の死亡が確認されています。
「船首が浸水し、沈みかかっている。エンジンが使えない」と救助要請の通報があった後、「船首が30度ほど傾いている」と運航会社に伝えたのを最後に連絡が取れなくなり、遭難したとようです。とても心配ですね。
事故を起した会社は昨年5月に海上の浮遊物との接触事故、6月には座礁事故を起こしていて、安全確保に関する指導があり、「安全確保を最優先する意識を定着させる」旨の改善報告書が提出されていたそうです。
今回も強風波浪注意報の中で出航して起した事故で、原因の究明も大切ですね。こういう場合、観光客が船を選べるとは思えませんので、監督官庁がもっと厳しく指導・規制してたらよかったのにということになりそうです。
ゴールデンウイークを控えていますが、各地で安全点検を徹底してほしいですね。
ロシアによるウクライナ侵攻が始まってから24日で2か月となりました。ロシア軍は攻勢を強めていますが、ウクライナ側は欧米からの軍事支援も受けて徹底抗戦する構えで、長期化しそうです。一刻も早く停戦してほしいものです。
報道でも、悲惨な場面や衝撃的な場面が毎日にように流されていて、子どもだけでなく、大人でも、抑うつ、不安、恐怖などが反応として出てしまうことが心配です。配信される写真や映像については、気をつける必要がありそうです。
東京都内の24日の感染確認は1週間前の日曜日よりおよそ280人少ない4936人でした。前の週の同じ曜日を下回るのは13日連続です。24日までの7日間平均は5467.1人で、前の週の81.3%でした。緩やかですが確実に減少はしています。
一方、政府はワクチン4回目接種を当面60歳以上を中心に進める方向なようで、5月をめどに接種を始めるようです。中国のゼロコロナ対策は問題がありますが、日本の対策は、ある程度は効果が出ているようです。
「パーパス経営」というのが話題になっていました。紙オムツかと冗談を言ってる場合ではなく、経営では常識になりつつあるようです。パーパスというのは、目的のことですが、「パーパス経営」という場合は、企業の存在意義や社会性を意識した経営のことです。典型的な例としてナイキが紹介されていました。2016年,警察の黒人射殺事件などに抗議するためにアメフトのプレイヤーであるキャパニックは国歌演奏で膝をついた姿勢をとりました。この抗議行動が賛否両論を巻き起こした結果、シーズン終了後事実上の解雇となってしまいましたが、ナイキが<Just Do It.>の30周年記念キャンペーンにキャパニックを起用したのです。トランプ大統領は NIKE を非難し、ナイキの株価は下降しました。しかし、NIKE を支持するユーザーが現れ、商品は 驚異的な売り上げを記録し株価は同社史上で最高値を更新したのです。
ここまではムリとしても、会社の「パーパス」をしっかり見極めて、それを公表していくことはは中小企業でも大切なことですね。これからもセミナーなどで普及に協力していきたいです。
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知床沖合の観光船遭難事故は、とても心配ですね。事故を起した会社は昨年二回事故を起こしていて、もっと厳しく指導・規制してたらよかったのにということになりそうです。会社の「パーパス」は中小企業でも大切なことですね。NIKEの例を参考にセミナーなどで普及に協力していきたいです。
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いずれにしましても、不安な状況が続くなかで準備が欠かせないようです。
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