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科学者とマスク問題とデジタル脳

2022年5月15日、新聞の朝刊に一面広告が載りました。
「すべての科学者に告ぐ。」というものです。引用します。
「世界は急速に良くない方向に進んでいる。その真ん中に科学技術が存在していることは、否定のできない事実である。(中略)命を救うための研究が兵器に応用され、いとも簡単に人命を奪う。(中略)すべての技術は人間を幸福にするために生まれ、世界に平和をもたらすためにのみ活かされるべきだど。」
千葉工業大学の創立80周年の広告だそうです。とてもいいお金の使い方ですね。科学技術を悪い方向に使うのは、政治家だと思いますが、科学技術という切り口で戦争反対を訴えるのもいいですね。プーチンを止められる科学者はいないと思いますけど・・・この広告を企画した方、決裁して承認した方、そういう人たちの議論や決断を想像すると面白いです。今、セミナーのパーパス経営で説明している、NIKEの広告も議論があったそうですから、千葉工業大学の組織の良さが想像できます。

東京都内の15日の感染確認は、1週間前の日曜日より1363人少ない3348人でした。15日までの7日間平均は3956.9人で、前の週の124.3%でした。少し増加しているのが気がかりですね。
ところでマスク着用問題が議論されています。屋外で人との距離が十分なら外してよいとする「脱マスク」論が政府内で強まっているようです。松野官房長官は2メートル以上の距離でマスク外すこと推奨したそうです。海外ではマスク着用義務を撤廃する動きも増えています。ただ、保育所での2歳以上の子どものマスク着用推奨について「見直す方針を決めた事実はない」と述べたています。
なんでも横並びが好きな日本では、きちんと議論して決めてから、そのルールに従うのがよさそうですが、私は車道を自転車で走行するときは、全くマスクの必要性を感じません。息が苦しいので緩和もいいですね。

「子どものデジタル脳 完全回復プログラム」ヴィクトリア・L・ダンクリー【著】/川島隆太【監修】/鹿田昌美【訳】が紹介されていました。デジタル脳とは、デジタルスクリーンの影響により子供の脳が壊れ始めている状態のことで、子供は成長過程にあるため大人よりも繊細で、あっという間に中毒状態になり、何倍も悪影響を受けてしまうのだそうです。特に集中力や感情をコントロールする「前頭葉」への影響は深刻で、子供がキレやすく、パニック状態になりやすいのが特徴です。マイクロソフトの調査では、たった10秒間も集中できず、「金魚レベル」の集中力にまで落ち込むとも言われています。この本では、米国の児童精神科医による「薬を一切使わない」デジタルデトックスの方法が書かれており、学校での問題行動、引きこもり、人間関係が築けないなど深刻な子供の改善例も豊富に記されています。
金魚といわれるとさすがにちょっとひどい状態の気がしますね。私は、年齢でみるとさすがに脳にダメージがあることはなさそうですが、PC,スマホのゲーム中毒にはならないように気をつけたいです。でも、面白いから夢中になるわけで、悩ましいですね。英語のアプリも続けていますが、ゲームと同じでクリアすると、画面上でお祝いしてくれます。これがテレビ英会話との違いですね。今、4種類初めてますが、自分の必要性にぴったりのアプリを見つけたいと思います。今は、BBCのENGLISH AT WORKがお勧めです。



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朝刊に「すべての科学者に告ぐ。」という広告が載りました。千葉工大という組織に興味が湧きますし、好感が持てます。マスク着用問題が議論されています。私も自転車走行時にははずしたくなります。「子どものデジタル脳 完全回復プログラム」が紹介されていました。ゲーム中毒には気をつけたいですが、英語アプリはゲーム感覚が魅力ですね。

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