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年金減額通知と生きがいと偉大な社会

2022年6月1日付で年金額改定通知書が届いていました。
どうせ大して増えないだろうと思っていたら、なんと減額していました。
ハガキをめくった解説には、「年金額は、賃金や物価の変動に応じて、改定を行う仕組みとなっており、昨年度から0.4%の減額改定となります。」と書いてありました。計算してみたら、まさに0.4%の減額でした。決まった当時の解説を見ると、「年金の保険料を納める現役世代の賃金が減ったためで、引き下げは2年連続となる。4月の見直しを過去10年でみると2014年(0・7%減)に次ぐ引き下げ幅となった。」そうです。年金支給停止とならない程度に働く必要がありそうです。

毎年「高齢社会白書」が公表されていますが、14日に閣議決定する2022年版高齢社会白書の内容の一部が報道されました。そこに含まれる調査結果で、65歳以上の20%程度が「生きがいを感じていない」と回答したことが分かりました。
 調査は昨年12月に実施。65歳以上の2049人の回答を分析。喜びや楽しみといった生きがいを感じる程度を尋ねると「あまり感じていない」が17・8%、「全く感じていない」2・7%。「十分感じている」「多少感じている」は計72・3%。残りは「不明・無回答」。「高齢者が満ち足りた人生を送るためには、身近な地域での居場所や役割、友人・仲間とのつながりを持つことが重要だ」と指摘されています。

自分を振り返って見ると、あまり生きがいなどを意識しないようにしていると思います。そのためにも仕事をしてる気がします。この前、まとめた自分が所有している書籍類では、「創造」という言葉がキーワードのようです。「生きがい」という言葉は、何か「モノ」や「コト」に頼る気がしますが、自分の「状態」が創造的で充実しているかどうかが重要だと思っています。なので、常に目新しいことに目移りするかもしれませんが、それが誰かのためになる、そういう生きがいもあると思います。

放送大学の「英語で読む大統領演説」を見ました。今回は、1964年5月22日ジョンソン大統領のミシガン大学卒業式でのスピーチでした。これが偉大な社会 (The Great Society) 演説です。当時のアメリカは空前の繁栄を謳歌する一方で、豊かさの中の貧困に警鐘を鳴らされていました。ジョンソンは、大統領就任後の 1964 年初頭の教書演説で、貧困撲滅戦争(War on Poverty)を宣言、このミシガン大学での演説では「偉大な社会」(Great Society)計画の構想を打ち出しました。「偉大な社会」計画を実現するための法整備が進み、「偉大な社会」計画はローズヴェルト大統領のニューディール政策と並び称されるリベラル改革として歴史に名前を残すかに思われました。しかし、ベトナム戦争が泥沼化して大統領再選をはたせませんでした。そういう背景もある演説でした。
偉大な社会はすべての人のための豊かさと自由とに依拠している。貧困と人種的不 公正に終止符が打たれなければならない。 しかし,それはほんの手はじめに過ぎない。
偉大な社会は,安全な港や安息所や最終目的や既定事実のようなものではない。 それは,われわれの生活の意味とわれわれの労働のそのすばらしい成果とがマッチする運命にわれわれをいざなう,たえず繰り返される挑戦である。

For in your time we have the opportunity to move not only toward the rich society and the powerful society, but upward to the Great Society.
The Great Society rests on abundance and liberty for all. It demands an end to poverty and racial injustice, to which we are totally committed in our time. But that is just the beginning.
But most of all, the Great Society is not a safe harbor, a resting place, a final objective, a finished work. It is a challenge constantly renewed, beckoning us toward a destiny where the meaning of our lives matches the marvelous products of our labor.
So I want to talk to you today about three places where we begin to build the Great Society–in our cities, in our countryside, and in our classrooms.

武力や豊かさではない、偉大さを追求していて、そのためには、挑戦が必要だといっていますね。世界中の指導者が考えてほしいですね。

目次

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年金額改定通知書が届き、0.4%の減額でした。まだ少し働く必要がありそうです。65歳以上の20%程度が「生きがいを感じていない」そうです。わからないでもないですが、自分の「状態」が創造的で充実していて、それが誰かの役に立っているのが重要だと思っています。放送大学でジョンソン大統領の偉大な社会 (The Great Society) 演説をみました。武力や豊かさではない、偉大さを追求していて、そのためには、挑戦が必要だといっていますね。世界中の指導者が考えてほしいですね。

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まずはお問合せください。より良い人生のために、相続・終活のお手伝いをいたします。

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