2022年7月1７日東京都の新型コロナウイルス新規感染者は17,790人でした。先週10日から8308人増え、30日連続で前週の同じ曜日から増加し、6日連続で新規感染者数が10000人を上回りました。
感染急拡大の原因となっている「ＢＡ・５」は、アルファ株やデルタ株などに特徴的だった計５か所の変異を全て備えているそうです。新型コロナウイルスの表面にはたんぱく質の突起があり、ワクチン接種で作られる抗体は、この突起を認識することで感染などを防ぎます。変異により突起の形が変われば、抗体に認識されにくくなります。突起の主な変異は、これまでに５か所特定されていて、ＢＡ・４とＢＡ・５は５か所全てがそろったのだとか。決して油断できませんね。私のところには、第4回目のワクチン接種券が届きましたので、すぐに受けたいと思っています。

安倍元首相の襲撃事件の背景がだんだんわかってきました。まずは、奈良県警の要人警備の体制がずさんでした。警察が各県で分かれていることに問題があるのかもしれませんね。遺族から損害賠償を請求できるレベルかもしれません。又、犯人が何度も練習のようなことをしてるのもわかってきました。日本には公安警察というのがあったと思うのですが、把握してなかったのでしょうか？そして、寄付や献金を貧乏人からまきあげる宗教団体の問題です。宗教団体の活動は適法なのでしょうね。立法措置もしくは課税措置が必要かもしれません。さらに、国葬にするかどうかも問題になっています。法的な裏付けがあれば、行政の判断ですから、批判はできても・・というところです。

放送大学の「英語で読む大統領演説」は最終回でした。今回は、2008年3月18日オバマ大統領の独立宣言の地フィラデルフィアでの選挙演説でした。アメリカの黒人初の大統領であり、名演説家として知られるオバマ大統領の選挙戦の勝利のもととなったと思われます。 A More Perfect Union
221年間にわたる連邦の歩みを振り返り、今こそ「完全な連邦」を呼びかけています。
特に、選挙を支援する若い白人女性Ashley Bia さんのエピソードが心打たれるものがありました。ガンになったお母さんに心配をかけまいと、9歳の彼女はお金のかからないマスタードレリッシュサンドが一番好きだと言い張ります。

There is a young, twenty-three-year-old white woman named Ashley Baia who organized for our campaign in Florence, South Carolina. She had been working to organize a mostly African American community since the beginning of this campaign, and one day she was at a roundtable discussion where everyone went around telling their story and why they were there.
And Ashley said that when she was nine years old, her mother got cancer. And because she had to miss days of work, she was let go and lost her health care. They had to file for bankruptcy, and that’s when Ashley decided that she had to do something to help her mom.
She knew that food was one of their most expensive costs, and so Ashley convinced her mother that what she really liked and really wanted to eat more than anything else was mustard and relish sandwiches. Because that　was the cheapest way to eat.
この話を聞いた黒人の支援者が、なぜ参加しているかと聞かれこういいます。
He simply says to everyone in the room, “I am here because of Ashley.”
最後にこう締めくくります。独立宣言から２２１年。今が完全連邦のスタートだと。
“I’m here because of Ashley.” By itself, that single moment of recognition between that young white girl and that old black man is not enough. It is not enough to give health care to the sick, or jobs to the jobless, or education to our children.
But it is where we start. It is where our union grows stronger. And as so many generations have come to realize over the course of the 221 years since a band of patriots signed that document in Philadelphia, that is where the perfection begins.
アシュリーのエピソードは涙なしでは聞けませんが、これに共感する心には人種の隔たりはありませんね。
選挙戦で相手の批判をする時ではないともいっています。私たちの経営者セミナーでいえば、赤字を改善したりするだけではなく、会社としての一体感を作ることこそが、経営を強化する道なのだということに気づかされます。今の日本にも必要です。オバマさんの後に、正反対のトランプ大統領が就任するのも、わけがわかりません。政治は難しいですね。