2022年９月１８日、都のコロナ感染者は8077人でした。先週の日曜日から327人増え、28日ぶりに前の週の同じ曜日を上回りました。直近1週間の感染者の平均は8380人で、前の週と比べて86.3％となりました。減少速度が鈍っていますね。WHOのテドロス事務局長が新型コロナについて「まだ到達していないが、終わりが視野に入ってきた」と述べました。「WHOは次の感染の波が冬に来ると言っていて、『終わりが見える』というのは、コロナと共存できる社会が見えてきたという意味ではないか」と東京医科大学の濱田篤郎特任教授が解説されています。今日は台風１４号のニュース一色ですが、コロナとともに台風にも警戒しましょう。

私がよく行くスーパーマケット（ダイエー系フーディアム）で、55歳からのモバイルパスポート５％引きというクーポンがあったのですが、８月３１日に廃止されました。長い間恩恵があったので、とても悲しいです。きっと年寄りいじめに違いありません。これからは、イオンのアプリのクーポンを使えということです。月間5回使用できる100円引きクーポンが毎月1日に配信されるそうです。メリットは減ってるようですね。昨今の値上げ圧力が影響しているのでしょうか？

アメリカの移民問題のニュースを見ていたら、POLITICAL PAWN という言葉が出ました。PAWNはチェス用語で、将棋の歩にあたります。米テキサス州のアボット知事（共和党）は15日、首都ワシントンのハリス副大統領の公邸の前に、中南米からの移民100人以上をバス2台で移送しました。フロリダ州も14日、航空機2機で東部マサチューセッツ州のリゾート島に移民を移送しました。民主党のバイデン政権の国境管理に不満を抱く南部の共和党州知事らが、急増する移民に対応しきれない現状をアピールする狙いだそうです。政権は「移民を政治ゲームの駒に使っている」と批判しています。そのあと移民は教会などに収容されたようですが、ずいぶんと乱暴なことをしますね。背景には、「国境の壁」など規制を強化した共和党のトランプ政権からバイデン政権に代わると、寛容策に期待した越境者が急増し、年間200万人を超えるペースで過去最多を更新する勢いとなっていることがあるようです。政権をとりたいとしても、かえって自滅だと思いますけどね。

NHK「星の生まれる海へ　中国　黄河源流への旅（２０１５年）」を見ました。黄河源流の「星宿海」は、ひょうたんの形をしているそうで、無数の湖がまるで星のように輝く伝説のような場所です。西夏王国が栄えた古都・銀川を出発して黄河を遡る２３００キロの旅でした。途中で出会う中国人に聞いてもよくしらないという答えでした。素朴な暮らしをする少数民族がいて、イスラム寺院もあり、どんどん標高が高くなっていきました。富士山より、海抜が高い４０００メートル超なのです。中国大陸の広さを感じました。「星宿海」に最後にたどりつくのですが、日本でいう棚田のようなたくさんの湖があり、そこに空気がきれいで標高が高いために無数の星が映り込む絶景の地でした。日本ならもう観光地になってるでしょうね。行ってみたくなります。ＮＨＫもいい仕事をしますね。いやはや中国は広いです。