2022年11月6日、都のコロナ感染者は6264人で、先週の日曜日からは2566人増加しています。1週間平均は６日時点が5556.0人で、前の週に比べて149.3%でした。増加ペースが上昇していて、北海道では「第7波」のピーク時の感染者数に迫っています。ワクチン予約日が待ち遠しいです。

仙台高裁は１日、「１票の格差」が最大３．０３倍だった７月の参院選は投票価値の平等に反し違憲として「著しい不平等状態が明らかな中、国会は裁量権を逸脱して是正しようとせず、憲法に違反する」と判断しました。無効請求は棄却しました。ことしの参議院選挙をめぐる一連の裁判の判決は8件目で、憲法違反の判断は今回が初めてです。このほかの判決は「違憲状態」が4件、「合憲」が3件となっています。
参議院の場合は都道府県単位の選挙区設定と選挙区選出議員の定数設定が偶数に限られる事情から一票の格差について構造的問題を抱えていて、衆議院より改革が遅れています。
参議院の地方選出議員は地域代表的性格を持つという考えからアメリカの上院のようにする案もありますが、憲法14条の平等権規定と憲法43条に定められた「国会議員は全国民の代表者」という規定に反するおそれが強く、このような制度は憲法改正をしない限り導入しえないともいわれています。今後の判決を注視しましょう。

「インドネシア“顔”で生き抜け クロザル」をテレビでみました。全身真っ黒、モヒカン頭のユニークなクロザルのもっている驚くべき特徴は“顔”を使った高度なコミュニケーション術です。口をニッと開き「よろしく」、口をパクパクさせ「仲よくね」、歯ぐきを見せ「怒ってる」などの多彩な表情を使い仲間との絆を強めるのだそうです。元々この島には、サルの食料＝木の実がたっぷりあり、大きな哺乳類もいないので、安定した生活で繁栄していたようです。隣り合った群れとの抗争でも表情を使った駆け引きで平和的な解決をはかるのだとか。隣の国に武力侵攻するどこかの国の偉い人より上かもしれません。また、２０１４年には、イギリスの写真家デビッド・スレーター氏のカメラで、クロザルが自撮りし、その写真をデビット氏がネットにアップしたことから話題になりました。この写真が有名になった理由は著作権で、問題は「人間以外の動物による作品は著作権が発生するか」という点です。２０１６年にはアメリカ合衆国連邦裁判所は「猿は画像の著作権を有しない」と判断したそうです。賛成です。

11月1日 、今月20日に開幕するサッカーのワールドカップカタール大会の日本代表のメンバー26人が発表され、吉田麻也選手や、鎌田大地選手などが選ばれました。わがフロンターレからは、谷口選手、山根選手が選ばれ、その他にも川崎出身者が、川島、板倉、守田、三笘、田中碧、シュミットダニエル、久保建英と数多くいて、日本ターレともいわれています。大きくとりあげられたのは、大迫選手の落選です。その代わりかどうか前線からチェイシングする前田大然選手が選ばれています。森保一監督の方向性がわかるような気がします。グループリーグであたるチームが、ドイツ、スペインと明らかに格上なのが、方向性をはっきりさせたかもしれませんね。アジア予選では強者として振る舞えるのですが、本大会では弱者としての戦い方が要求されますね。海外の強豪と戦う選手が多いのは心強いですが、細かい戦術の落とし込みが足りない気がするのは不安ですね。Jリーグでは、横浜ＦＭが優勝、川崎が準優勝となりましたが、ここ最近６年間両チームが優勝しています。この両チームは戦い方が確立されていますね。日本代表にもスタイルの確立をお願いします。