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反ルッキズムと健康経営と置き配

2023年4月23日、都内で1,138人が新型コロナに感染しました。前週の同じ曜日から237人増加し、1週間平均は1,312.7人で前週比118.3%でした。新規感染者数が横ばいから緩やかな増加傾向が継続する可能性もあり注視が必要ですね。今後は5月の連休明けに感染が拡大し、その後一旦減少となり、再度夏に向けて感染拡大する可能性があるそうです。

反ルッキズムが注目されています。容姿を理由に差別や偏見、不当な評価をするのが「ルッキズム(外見至上主義)」です。これを見直そうという動きが世界的に広まり、国内でも、これまで各地で開催されていた「ミスコン」が縮小傾向にあります。ところが、「ルッキズムによる差別はなくなりつつあると感じているか」と尋ねると、「感じている派」13.8%に対し、「感じていない派」は76.7%。実に7割以上の人が、普段の生活において「見た目による差別はなくなっていない」と感じていることがわかりました。
過去には、「ボディ・ポジティブ」が世間から支持されました。2010年代前半、スリムな白人ばかりを起用するファッション広告に対して、人種的マイノリティーの女性たちが抗議するかたちでSNS上に「#BodyPositive」をつけて「自分を愛そう」と発信したことがきっかけになりました。フランスでは、法律でモデルは医師の診断による健康証明書を提出することが義務づけられました。昨今では中立性を意味する「ボディ・ニュートラル」の動きが広まっています。容姿がよすぎると逆に差別を受けることもあるでしょうから、注意が必要ですね。子供に影響を与える絵本にでて来る悪役は「悪役顔」なのもいけないかもしれません。幼少時の教育から取り組んだほうがいいですね。

「健康経営」が注目されています。健康経営とは、従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践することです。経産省では、健康経営に係る各種顕彰制度として、平成26年度から「健康経営銘柄」、平成28年度には「健康経営優良法人認定制度」を始めました。優良な健康経営に取り組む法人を「見える化」しています。従業員のエンゲージメントを高める効果もありそうですし、世間から認知されると効果的ですね。
また、従業員の健康だけではなく幸せの実現も目指す「ウェルビーイング経営」に取り組む企業も増えています。従業員の幸福度を上げることは、モチベーションや定着率を高めるだけではなく生産性や創造性も高め、ひいては企業価値の向上に繋がります。厚労省は「就業面からのウェル・ビーイングの向上とは、働き方を労働者が主体的に選択できる環境整備の推進・雇用条件の改善等を通じて、労働者が自ら望む生き方に沿った豊かで健康的な職業人生を送れるようになることにより、自らの権利や自己実現が保障され、働きがいを持ち、身体的、精神的、社会的に良好な状態になること」と定義しています。
これからの企業のあり方として参考になりますね。

置き配が再度注目されています。一連の広域強盗事件で宅配業者を装って侵入する手口が確認されたことを受けて、警察庁は、佐川急便と日本郵便、それにヤマト運輸の大手宅配事業者3社と防犯対策について検討を重ね、いわゆる「置き配」のサービスを進めることで合意しました。
置き配は盗難が問題になりますが、盗難対策としては、「おとり置き配」が使われた例があります。名古屋市の住宅で何度も盗難被害があり、被害者側が「置き配」を装いゲーム機の箱にGPS端末を装着したところ、箱がなくなったため、位置情報を確認し、容疑者特定、逮捕につなげたそうです。
米国では置き配された荷物を狙った“ポーチ・パイレーツ(Porch Pirates)”と呼ばれる玄関先の盗難事件が多発しています。盗難対策として、半数以上が勤務先や提携している店舗などで家ではない場所で受け取っているそうです。
戸建てでも宅配ボックスを設置して、対面で受け取らないようにすることもいいですね。日本でもそういう盗難対策とともに進めてほしいですね。

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2023年4月23日、都内で1,138人が新型コロナに感染しました。増加傾向です。外見にこだわらない反ルッキズムは絵本やアニメなど幼少時の教育から取り組んだほうがいいですね。従業員の健康重視の「健康経営」や幸せの実現も目指す「ウェルビーイング経営が注目されています。目指すべき方向ですね。広域強盗事件を受けて、大手宅配3社と「置き配」を進めることで合意しました。盗難対策とともに進めてほしいですね。

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