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フリーランス新法とこどおばとDIE WITH ZERO

2023年5月7日、都内で2345人が新型コロナウイルスに感染しました。1週間前の日曜日より1369人増えました。1週間平均は、1562.1人で、前の週に比べて105.2%でした。

4月28日の参議院本会議で、フリーランス新法(特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律)が全会一致で可決され、成立しました。
「フリーランス」とは実店舗がなく、雇人もいない自営業主や一人社長であって、自身の経験や知識、スキルを活用して収入を得る者を指し、462 万人(コロナ前)ともいわれています。フリーランスは、下請代金支払遅延等防止法といった現行の取引法制では対象とならない方が多く、取引適正化のための法制度について検討してきました。令和3年3月26日には、「フリーランスとして安心して働ける環境を整備するためのガイドライン」が公正取引委員会から公表されています。
新法では、フリーランスとの業務契約は報酬や納期、仕事の範囲などの取引条件を書面やメールで示すように義務付けられます。発注した仕事の成果物を受け取ってから60日以内に報酬を支払う必要があることも明記されています。違反した場合には国が事業者に立ち入り検査や勧告、公表、命令などができ、命令違反や検査拒否には50万円以下の罰金を科すことができます。来年秋ごろまでに施行されます。
フリーランスはこれからも減らないと思いますので、新法で保護されるといいですね。

「こどおじ・こどおば」という言葉がよく使われているそうです。「子供部屋おじさん、またはおばさん」の略だそうです。大人になっても実家を出ず、子供のころ使っていた部屋で学習机を使い続けているイメージです。「ひきこもり」や「ニート」と同義語ではなく、普通に働いている場合もあり、家に生活費を入れたり、実家を支える場合すらあります。
ネットで使われる場合はネガティブなステレオタイプの決めつけで「やばい」と言われるようです。実家から進学・就職ができる恵まれた環境に甘えているのかもしれませんが、一人一人にいろいろな事情があるでしょうから、決めつけはできませんね。

「DIE WITH ZERO」ビル・パーキンス著が話題です。広告をみると、「ついに10万部突破! 口コミでじわじわ話題に」「お金の「貯め方」ではなく「使い切り方」に焦点を当てたこれまでにない「お金の教科書」」だそうです。「人生が豊かになりすぎるお金の使い方」は、「経験」に金を使う、〇割貯金をやめる、子供には死ぬ前に与える、45~60歳には資産を取り崩し始める、「死ぬまでにやりたいこと」は時期で考える、ゼロで死ぬというのが骨子だそうです。
これまでに同じような趣旨の本がいくつも出版されていますが、題名がいいですね。貯金をするのが、日本人の特徴だと思っていましたが、外国でもそういう傾向があるんですね。「アリとキリギリス」で、アリのほうが幸せになれるのがわかっているにしても、アリだって働き続けて幸せなのかという疑問ですね。ある程度お金ができたら、お金を使って豊かな暮らしをするのがいいということです。お金は「自分のために使い切るのがいい」というのが結論でしょう。家族がいると、家族のために残すというところが検討されますが、子供は自立できるように育てるのがいいんでしょうね。いずれにしても、お金を使うことそのものに意味があるというよりは、貯め続けるのに比べたら使うほうが人生が豊かになるといのが真実だと思います。

目次

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2023年5月7日、都内で2345人が新型コロナに感染しました。フリーランス新法が成立しました。フリーランスという働き方が増えてますから、保護効果に期待しましょう。「こどおじ・こどおば」は、悪いイメージで決めつけないようにしましょう。「DIE WITH ZERO」は人生が豊かになるためのお金の使い方を考えさせてくれます。

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いずれにしましても、不安な状況が続くなかで準備が欠かせないようです。

まずはお問合せください。より良い人生のために、相続・終活のお手伝いをいたします。

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