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霞堤と勝手道と蚊

厚労省23日新型コロナ感染は、12~18日の、1定点当たりの平均は5.60人(前週5.11人)で前の週と比べて1.1倍になったと発表しました。

今日のテレビで流域治水が紹介されていました。治水計画を過去の災害から想定するのではなく、「気候変動による降雨量の増加などを考慮したもの」に見直すそうです。流域に関わるすべて関係者が協力して水災害対策を行う考え方で、気候変動の影響によって、頻度が高く被害も大きくなっている水災害の現状から取り組まれています。堤防の整備、ダムの建設・再生などの対策をより一層加速するとともに、集水域(雨水が河川に流入する地域)から氾濫域(河川等の氾濫により浸水が想定される地域)にわたる流域に関わるあらゆる関係者が協働して水災害対策を行う考え方です。「①氾濫をできるだけ防ぐ、減らす対策、②被害対象を減少させるための対策、③被害の軽減、早期復旧・復興のための対策をハード・ソフト一体で多層的に進める。」という施策です。

簡単にいうと、「流域治水」は、水をあふれさせる場所をあえて作り、流域全体で水を受け止めて水害を減らそうというものです。水をあふれさせる場所は、水田など都市開発が進んでいない地域をピンポイントで選びます。戦国時代から伝わる伝統的な治水方法で、武田信玄が考案したとも言われているのが「霞堤」です。上流の堤防の一部を低くして、わざと周りの水田などに水をあふれさせます。上流に水の行き場を確保することで水量が減り、下流の住宅などに被害が及ぶのを防ごうというのです。あふれさせる場所を利用する人の理解も必要ですね。どんどん取り組んでほしいですね。


登山のマナーが問題になっています。トイレを汚してもそのまま。トイレットペーパーが持ち去られたり、便器の水を流すボタンを壊したりして水が流れ続けたこともあったり、再三、注意してもだめでトイレ閉鎖に追い込まれたそうです。また、登山者たちが独自に開拓した「勝手道」といわれるものがあります。近道として、あるいは新たなルートとして通り出し、自然と道のようになったものです。動植物など環境に悪影響を与えますし、初心者が迷い込むと遭難や事故につながる危険もあります。マナーには気をつけましょう。

花王は20日、蚊を駆除する新技術を開発したと発表しました。界面活性剤水溶液で蚊の羽や体表面を水になじみやすくすることで、飛行を妨げるとともに、気門を塞いで駆除するそうです。従来の殺虫成分を使わないため安全ですし、蚊が抵抗性を獲得できなくなるそうです。蚊の体表面は疎水性があるため水を弾くのですが、花王は界面活性剤の性質を利用して、羽をぬらせることを発見しました。私も、昔はゴキブリに食器用洗剤を垂らして退治していました。蚊には伝染病もありますから商品化を期待しましょう。

目次

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2023年6月23日、コロナ定点観測は5.60人(前週5.11人)で6週連続増加です。昔の霞堤の利用ともとれる流域治水が全国の河川で進行しています。期待します。勝手道やトイレなど、登山にもマナーは必要です。気をつけましょう。花王の界面活性剤の蚊の駆除剤は面白そうです。蚊には伝染病もありますから商品化期待です。

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いずれにしましても、不安な状況が続くなかで準備が欠かせないようです。

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